文化人になりたい

その日に見た創作物について、感想を述べる。それだけの場所。

新幹線変形ロボシンカリオン第3話 お母さんの覚悟がかっこいい 

感想を頑張って書こうすると何度も見返すことになるので必然的に時間が遅くなります。

でも、楽しいのでトントン。

 

今日はシンカリオンの第3話です。

いよいよ2人目の戦士の登場です。

それにしても「男鹿アキタ」って、「速杉ハヤト」以上にひっでえネーミングだなあ。

 

前回「大人と子供」という立場の違いを乗り越えて共闘することを誓ったホクトとハヤトの親子。

進化研究所のメンバーたちもハヤトを一人前の仲間として扱っています。

どこぞのエヴァと違い、きちんとハヤトの自主性を尊重していますし、変な隠し事もないのでとてもよい信頼関係です。

何より、最大の変化は「適合値の高い子供を全国から探し出す」と言ってくれたことでしょう。

あくまでハヤトを特例とはせずに、真に子供と対等に日本を守っていくという姿勢が感じられます。

大人がウジウジしないのは見ていて大変気持ちいいですが、ここまで綺麗に話が進んでしまうと、今後話のネタは大丈夫なんだろうか笑

 

 

さて、そうやってハヤトを大人と対等に扱うことを決めた進化研究所と対極の立場を貫くのがお母さんのサクラです。

ホクトは、ハヤトを巻き込んだことをサクラに恐る恐る報告します。そして自身の職業がタダの博物館職員じゃないことも。

それを聞いたサクラは、怒るでも止めるでも肯定をするでもない全く別のものでした。

 

それは、「見ないふりをする」ということ。

子供と夫を全面的に信頼して、何もしない。

一切の詮索もせず、あくまでハヤトを普通の子供と同じように扱うということでした。

 

この決断はシビれますね。

お母さんは、本当は夫と息子のことが心配でたまらなかったでしょう。

本音では全力でバックアップしてあげたいはずです。

それでもお母さんはあくまで「日常」の体現者となって「帰る家」を守ることに徹します。

 

これもある意味ハヤトを一人前として見ているということです。

大人というのはつい過保護になってしまいがちな生き物ですが、それでも子供が成長するためには、子供のプライバシーや意志を尊重するということが必要です。

そのためにあえて知らんぷりを決め込むというのは大変な勇気だと思います。

大変な告白を聞いた後だと言うのにいつもどおり、帰りが遅くなったことを叱るお母さんはシンカリオンの中でも今のところトップクラスにかっこいいシーンです。

(ところで、サクラママ声も低くてかっこいいですよね。中身も男前だし実は元ヤン……?)

 

 

さて、もうひとりの仲間が秋田にいるということを知ったハヤトは一人で秋田へ行くことを決断します。

この二人目の仲間、アキタのことについてもあれこれ語りたいのですが、今のところはちょっと情報が少なめですね。

何しろ彼、まだシンカリオン自体には乗っていません。しかも予告いわく、はじめは搭乗を拒否するようです。

次回、アキタという少年のことについて本格的に彫り込まれていくと思うので、彼についての感想は次回にまわそうと思います。

 

あ、でもアキタがハヤトに助言するシーンはすごくかっこよかったです。

これまでアキタという少年については秋田に住んでいるということと、クールなタイプであるということぐらいしか情報がありませんでした。

そこで「俺の専門はレーザーライフルだ」と最高のタイミングでキャラ設定を明かしてくれます。

ロボットもので狙撃手というポジションは一つの花形。

戦闘の山場でその狙撃手が名乗りを上げるなんて非常に熱い展開です。

敵撃破後のE05のポーズもかっこよかったですし、戦闘シーンも非常に楽しめます。

あとは、コクピットがもう少しメカメカしてたら自分の好みだったんですがね笑

 

この作品は全方面に対して「丁寧に描く」という強い意志を感じます。

少年向けホビーアニメの王道を進んでいくこの作品、次週も楽しみです。